MENU
  1. TOP
  2. ブログ
  3. 暮らし
  4. リラックス空間の作り方|「自分時間」を心地よくするためにできること

ブログ

リラックス空間の作り方|「自分時間」を心地よくするためにできること

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
リラックス空間の作り方|「自分時間」を心地よくするためにできること

リラックス空間の作り方|「自分時間」を心地よくするためにできること

「家ではくつろいでいるはずなのに、なぜか心が休まらない」──
そんな風に感じたことはありませんか?

日々のストレスや疲れを癒すには、“空間そのもの”の質を整えることがとても重要です。特に仕事や家事に忙しい30〜50代の方にとって、「自分らしくリラックスできる空間」は、心と体を回復させる大切な“場所”になります。

本記事では、毎日を少しずつ整えてくれる「リラックス空間の作り方」をわかりやすく解説。暮らしにすぐ取り入れられるヒントをお届けします。

また、創業100年以上の歴史を誇るルームズ大正堂が提案する、長く使える“癒し系インテリア”もあわせてご紹介。
「なんとなく落ち着く」を“ちゃんと整った安心感”へ。
あなたの暮らしに、やさしい余白を加えてみませんか?

1. “リラックス空間”が必要とされている背景

忙しさに追われる日常のなかで、“自分を整える場所”が求められている

現代の30〜50代は、仕事・家庭・育児・人間関係など、あらゆる役割を抱えています。
外では頑張り、自宅に戻ってもやることが尽きない──そんな生活を続けるうちに、
「心が休まる時間がない」
「家にいても、なんとなく落ち着かない」
と感じる人が増えています。
特に近年は、働き方の変化や在宅時間の増加により、
**家=ただの生活の場ではなく、心身を回復させる“セルフケアの場”**としての機能が注目されるようになりました。

コロナ禍で顕在化した「家の質」が心に与える影響

2020年以降、多くの人が自宅での生活を見直すきっかけとなりました。
外出を控える時間が続くなか、「家の中でどれだけ快適に過ごせるか」が、私たちの気持ちや生活リズムに強く影響することに気づかされたのです。

  • 「リモートワークでオンオフの切り替えが難しい」
  • 「家にいても疲れが取れない、癒されない」
  • 「自分の時間があっても、うまく休めない」

これらはすべて、“空間の質”が心と体のコンディションに大きく関係していることを物語っています。

リラックスできる空間が、人生の質を上げていく

心地よい空間があることで、私たちの日々は次のように変わります

  • 寝る前に自然とスマホから手が離れ、睡眠の質が向上する
  • 疲れたときに座るだけで、呼吸が整う
  • 家に帰るたび「落ち着く」と感じられる

これは単なる気分の問題ではなく、生活の質(QOL)を底上げする、とても本質的な変化です。

2. リラックス空間のつくり方7選

リラックス空間をつくるときに重要なのは、自分の感覚がゆるみ、自然と深呼吸できる空間かどうか。ここでは、今日からできるシンプルで実践的な7つの方法をご紹介します。



① 1日の終わりに照明を暗めに切り替える

ポイント:視覚から“OFFモード”をつくる
昼間は白い光で頭を活性化させるのに対し、夜は電球色や間接照明のような柔らかい光にすることで、脳が“休む時間だ”と認識しやすくなります。

  • フロアランプやテーブルライトで“明るさのグラデーション”を演出
  • LED電球の調光機能を使って、就寝前は徐々に光を落とす

② テーブルの上を「何も置かない時間」をつくる

ポイント:視界の“ノイズ”を減らす
日用品や郵便物、リモコンなど、テーブルの上に物が常にあると、視覚的な情報量が増えて無意識にストレスになります。

  • 一日一回だけ、“テーブルの上を空にする”時間を意識的に作る
  • 小物はすぐ片づけられる「片付け用カゴ」などを活

③ 静かな音楽や自然音をBGMにする

ポイント:聴覚からストレスをやさしくゆるめる
“無音”よりも、“音が心地よく満たされている状態”のほうが落ち着く人も多いです。
音楽例:

  • ピアノジャズ、ボサノバ、Lo-fiなどのスローBGM
  • 川のせせらぎ、波の音、雨音などの自然音(YouTubeやアプリでOK)

④ アロマやお香で「香りのルーティン」を整える

ポイント:香りで“自分時間”にスイッチを入れる
嗅覚は記憶や感情と結びつきが強く、気分の切り替えに効果的。
お気に入りの香りを「寝る前に焚く」「コーヒータイムに香らせる」など、行動と紐づけることで自然とリラックス状態へ導けます。

おすすめの香り:

  • ラベンダー、ゼラニウム、サンダルウッド(癒し)
  • ベルガモット、柑橘系(気分転換)

⑤ 床に座ってみる、姿勢を変えてみる

ポイント:目線と体勢を変えて、感覚をリセットする
いつものソファや椅子ではなく、あえてラグやクッションの上に座ると、目線が変わって空間の感じ方そのものが変化します。

  • ローテーブル+座布団スタイルにしてみる
  • 背中を預けられるビーズクッションやローソファも◎

⑥ 観葉植物や自然の写真を取り入れて“視覚をリセット”

ポイント:自然の要素は脳を癒す
グリーンの葉、木の幹、空の写真──
自然を感じる“要素”があるだけで、脳はリラックス状態に入りやすくなります(バイオフィリア効果)。

  • 小さな鉢植えからでもOK(サンスベリア、ポトスなど初心者向けも豊富)
  • 写真立てやポスターで“森・海・空”のビジュアルを飾るのも◎

⑦ スマホを手の届かない場所に置く時間をつくる

ポイント:デジタルデトックスはリラックスの第一歩
常にスマホが目に入るだけで、脳は「待機モード」に入ってしまいます。
思い切って、“物理的に距離を置く時間”をつくることで、脳もリセットされてリラックスしやすくなります。
おすすめの工夫:

  • 寝室にスマホを持ち込まない
  • 食後の30分は「スマホ箱」に置いて過ごす
  • 通知をOFFにして、音楽だけ再生する

実はどれも、“道具がなくてもできる”シンプルな工夫
大切なのは、「こうしなきゃ」を手放すこと。
空間を整えるというより、“自分を緩めるための余白”をつくることが、リラックス空間づくりの本質です。

3. こんな工夫もおすすめ|五感にやさしい“癒し”の演出


本当に心からリラックスできる空間には、共通していることがあります。
それは、五感すべてが“やさしく刺激されている”こと。
インテリアやレイアウトに限らず、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚のバランスが取れていると、人は自然とリラックスしやすくなるのです。
ここでは、それぞれの感覚にフォーカスした“ちょっとした工夫”をご紹介します。

視覚|やさしい色と「余白」を意識して

目に入る情報の多さ=脳への刺激の多さ。
だからこそ、リラックス空間では「何を見せるか」だけでなく、「何を見せないか」が大切です。

  • 白・ベージュ・グレージュなど、低彩度で落ち着いた色味で統一
  • 壁に絵を飾るなら1枚だけ。飾らない“空白”も心に効く
  • 観葉植物や自然素材を取り入れて、“視覚の緊張”をほぐす

聴覚|“静か”すぎない静けさを演出

リラックスしたいのに無音だと、逆に落ち着かないことも。
そんなときは、“静けさの中の音”を意識的に取り入れましょう。

  • 水の音(アプリや小型の水音加湿器)
  • 風鈴のようなやさしい高音系BGM
  • エアコンや換気扇の音を減らすことで、“静けさ”が際立つ

嗅覚|香りは“記憶と感情”にダイレクト

嗅覚は、五感のなかでも特に感情に強く影響する感覚です。
だからこそ、香りで気分を切り替えるのはとても効果的。

  • 起きたら柑橘系(集中・前向き)、夜はラベンダーやウッド系(鎮静)
  • 玄関やクローゼットなど、香りがこもりやすい場所にさりげなく配置
  • お香やアロマキャンドルも、“灯す動作”がリラックスのスイッチになる

触覚|「肌ざわり」を整えると、安心感が増す

実は、家具や小物の“質感”もリラックス空間には重要な要素です。

  • ファブリック素材のソファやクッション、リネンのブランケット
  • 無垢材やラタンなど、手に自然となじむ素材の家具や小物
  • 足元にウールやコットンのラグ、裸足で歩いても気持ちいい床まわり

味覚|あたたかい飲み物・お気に入りの器で「ほっ」とする時間を

味覚はリラックスに直結する感覚のひとつ。
だからこそ、一息つける飲み物や食べ物を「五感で楽しむ時間」に変えることが大切です。

  • ハーブティーやノンカフェインコーヒーで、夜の自分時間を演出
  • 手になじむお気に入りのマグカップを使う
  • テーブルに小皿を置いて、少しだけ甘いものを味わう

🌿 五感を整えること=「自分を丁寧に扱う時間」

リラックス空間とは、部屋の形や広さで決まるものではなく、
“どう感じて過ごせるか”という感覚の重なりで生まれるものです。
ほんの少し照明を落とす。
お気に入りの香りを焚いてみる。
いつもより少し丁寧にコーヒーをいれてみる。
そんな小さな工夫の積み重ねが、**あなただけの「癒しのリズム」**を生み出してくれます。

4. 自然にリラックスできる部屋を支えるインテリアとは?

リラックス空間をつくるうえで、香りや光、音などの演出も大切ですが、**インテリア=“空間の骨組み”**が整っていることが、心からくつろげる環境づくりの土台になります。
インテリアは「視覚」「触覚」「空間の流れ(動線)」に影響し、無意識レベルで“安心感”を演出する存在です。
では、どんな家具やレイアウトがリラックス空間に向いているのでしょうか?

落ち着ける部屋に共通するインテリアの特徴とは?

以下のようなポイントを意識すると、空間全体が自然と穏やかな雰囲気にまとまります。

  • 低重心の家具を中心に配置する → 空間に「抜け感」ができて圧迫感を減らす
  • 角が少ない丸みのあるデザインを選ぶ → 視覚的・心理的にやわらかさが出る
  • 素材はナチュラル系(木・布・ラタンなど) → 人工的な冷たさではなく、自然の温もりを感じられる
  • 収納家具は「見せない収納」を意識する → 生活感を抑え、視覚のノイズを減らす

ルームズ大正堂が提案する、“日常にとけこむ癒しの家具”

創業100年以上の歴史を持つルームズ大正堂では、
「毎日の暮らしの中で“自然に心が落ち着く”家具選び」をコンセプトに、スタンダードで長く使える家具を多数取り扱っています。
リラックス空間づくりにおすすめのアイテムを、いくつかご紹介します。

ファブリック素材のソファ

  • 包み込まれるような柔らかい座り心地
  • カバーリングタイプなら季節や気分で色も変えられる
  • 座ると自然に深呼吸したくなるような安心感を演出

無垢材のローテーブル

  • 目線が低くなると、自然と体もリラックス状態に
  • 木目の表情や手ざわりがやさしく、経年変化も楽しめる
  • ガラスや金属製よりも「温もり」が伝わる素材感が◎

収納力のあるシンプルなキャビネット

  • 散らかりがちなリビングや寝室をスッキリ保つ
  • 「隠す収納」が整った空間の印象を引き締める
  • 天板部分をディフューザーや写真など癒しのディスプレイ空間に

インテリアは「気持ちの軸」をつくるもの

リラックス空間をつくるとき、多くの人が「何を減らすか」ばかりを考えがちですが、本当に大切なのは、“心がほっとできる核”を持つこと。

  • 自然と座りたくなる椅子
  • 本を開きたくなるサイドテーブル
  • 夜、照明を落として眺めたくなる空間の中心

そんな「自分だけの居場所」になるインテリアがひとつあるだけで、部屋は、ただの生活空間から**“気持ちを整える空間”**に変わります。

5. まとめ|「何を置くか」ではなく「どう過ごすか」で整える

リラックス空間をつくると聞くと、「どんな家具を置こうか」「何を買い足そうか」と考えがちです。
でも本当に大切なのは、“何を置くか”ではなく、**「どんな風に過ごしたいか」**を軸にすること。
大切なのは、

  • 誰かに見せるための空間ではなく、自分が心から落ち着ける空間をつくること。
  • 完璧を目指すのではなく、小さな工夫や習慣を積み重ねること。

照明を少し落とす。
お気に入りの香りを焚く。
座るとホッとする椅子に身をゆだねる。
そういった**“丁寧な選択”の積み重ね**が、リラックスできる暮らしをつくっていきます。

“暮らしの質”を支えるのは、日々の「整った感覚」

空間が整うと、気持ちも整います。
そして、気持ちが整えば、家族との関係、仕事への向き合い方、自分への優しさも少しずつ変わっていきます。
だからこそ、

リラックスできる場所を、自分の暮らしの中にひとつでも持つことは、
「自分らしく生きる力」を育てることにもつながるのです。

ルームズ大正堂と始める、“自分時間”のある暮らし

ルームズ大正堂は、創業100年以上にわたり、お客様ひとりひとりの**「ちょうどいい暮らし」「安心できる空間」**を支えてきました。
長く使えるスタンダードな家具は、流行ではなく、あなたの暮らしにしっくりとなじむ“安心感”のある選択。
まずは一脚の椅子、一台のテーブルからでも、「自分のためのリラックス空間づくり」を始めてみませんか?