ダイニングテーブルの選び方|失敗しないサイズ・素材・デザインの決め方を解説

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ダイニングテーブルは、日々の食事や家族団らんの中心となる大切な家具です。しかし、「思ったより大きすぎた」「手入れが大変」「部屋の雰囲気に合わない」など、選び方を間違えると後悔やストレスの原因になりかねません。

この記事では、そんな失敗を未然に防ぎ、あなたの暮らしに最適な一台を見つけるための具体的な選び方を解説します。家族構成や部屋の広さに合わせたサイズの決め方から、天然木、ガラス、セラミック、メラミンなど素材ごとのメリット・デメリット、そしてデザインと機能性を両立させるポイントまで、わかりやすくご紹介します。この記事を読めば、理想のダイニング空間を叶え、長く愛せる納得のダイニングテーブル選びができるようになるでしょう。


目次


ダイニングテーブル選びで失敗しないための基礎知識

まず初めに、ダイニングテーブル選びで失敗しないために、知っておきたい基礎知識を解説します。

ダイニングテーブルの役割と重要性


ダイニングテーブルは、単に食事をするだけの場所ではありません。家族が集まり、会話を交わす団らんの中心であり、時には子どもの学習スペース、来客をもてなす場、あるいは在宅ワークの作業台としても機能します。日々の生活の中で多くの時間を過ごす場所だからこそ、その選び方は住まいの快適性や家族のコミュニケーションの質に大きく影響します。ライフスタイルに合ったテーブルを選ぶことは、日々の暮らしを豊かにし、家族の思い出を育む上で非常に重要な役割を担います。

選び方を間違えるとどうなるか


ダイニングテーブル選びを安易に進めてしまうと、後悔につながる可能性があります。例えば、部屋の広さに合わない大きなテーブルを選んでしまうと、動線が確保できず日々の生活が窮屈に感じられるでしょう。逆に小さすぎると、家族全員でゆったりと食事を楽しむことが難しくなります。

また、日々のお手入れのことも考えましょう。メンテナンスがストレスになったり、汚れや傷が気になってしまうこともあります。部屋全体のインテリアと調和しないデザインを選べば、空間に統一感がなくなり、居心地の悪い印象を与えかねません。一度購入すると長く使う家具だからこそ、選び方を間違えると日々の生活に不便さや不満が生じ、結果的に買い替えが必要になるなど余計なコストが発生する可能性もあります。

ダイニングテーブルのサイズの選び方

次に、テーブルのサイズの選び方を解説します。

使用人数に合わせたサイズを選ぶ


1人あたりのスペースを考慮する


ダイニングテーブルを選ぶ際、まず考慮すべきは「何人で使用するか」です。食事をする際に1人あたりに必要なスペースは、一般的に「幅60cm、奥行き40cm」が目安とされています。この基準をもとに、必要なテーブルの幅と奥行きを計算しましょう。

人数別の推奨サイズ


家族構成や来客の頻度に合わせて、適切なサイズのテーブルを選びましょう。以下に一般的な人数別の推奨サイズを示します。

2人掛け:幅75~90cm × 奥行75~80cm
省スペースで、コンパクトなリビングダイニングに最適です。正方形や円形も選択肢に入ります。

4人掛け:幅120~150cm × 奥行80~90cm
最も一般的なサイズで、ファミリー層に適しています。来客時に一時的に5~6人で囲むことも可能です。

6人掛け:幅180cm以上 × 奥行90cm以上
大家族や来客が多い家庭向けです。ゆったりと食事を楽しめ、料理をたくさん並べても余裕があります。

設置スペースと動線を考慮したサイズ選び


テーブルのサイズは、使用人数だけでなく、LDK全体の広さや家具の配置、人の動線を考慮して決めることが重要です。快適な生活空間を確保するためには、テーブルの周りに十分なゆとりが必要です。

椅子を引くスペースと通路幅を確保する


ダイニングテーブルを置く際は、椅子を引くスペースと、その横を通るための通路幅を確保する必要があります。一般的に、椅子を引くのに必要なスペースは最低でも60cm、人がスムーズに通るためには90cm以上の通路幅が理想とされています。

椅子を引くスペース:最低60cm
椅子に座る・立つ動作をスムーズに行うために必要な距離です。壁や他の家具との間にこの距離を確保しましょう。

通路幅:最低60cm、理想90cm
テーブルの横を人が通るためのスペースです。特にキッチンからテーブルへの動線や、リビングへの動線は重要です。家族が複数人同時に動くことを考えると、ゆとりを持たせた方が快適です。

これらのスペースを考慮すると、テーブルの奥行きと壁や他の家具との間に、最低でも120cm(椅子を引くスペース60cm+通路幅60cm)の空間が必要となることが多いです。購入前にメジャーでしっかり採寸し、シミュレーションすることをおすすめします。

ダイニングテーブルの形状とサイズ感


ダイニングテーブルには様々な形状があり、それぞれが空間に与える印象や使い勝手が異なります。サイズだけでなく、形状も考慮して選びましょう。

長方形のダイニングテーブル


最も一般的で、様々な空間に合わせやすい形状です。壁に沿って配置しやすく、大人数で囲む際にも椅子を並べやすいというメリットがあります。来客時にも対応しやすいでしょう。

正方形のダイニングテーブル


コンパクトな空間に適しており、2~4人での使用に向いています。向かい合って座りやすく、会話が弾みやすいのが特徴です。部屋のコーナーに配置しやすいメリットもあります。

円形・楕円形のダイニングテーブル


角がないため、小さなお子様がいる家庭でも安全性が高く、部屋全体に柔らかい印象を与えます。座る人数に柔軟に対応しやすく、全員の顔が見えるため会話がしやすいというメリットがあります。ただし、長方形に比べてデッドスペースが生じやすく、壁付けしにくいという側面もあります。

テーブルの高さと椅子のバランス


ダイニングテーブルの高さは、快適な食事のために非常に重要です。合わせる椅子の座面高とのバランスを考慮して選びましょう。

一般的に、テーブルの天板と椅子の座面との差(差尺)は、27~30cmが最も快適とされています。この差尺が適切でないと、食事の際に肩が凝ったり、姿勢が悪くなったりする原因となります。

日本の一般的なダイニングテーブルの高さは68~72cmが多いですが、ソファダイニングやカウンターテーブルなど、ライフスタイルに合わせて様々な高さのテーブルがあります。購入を検討している椅子の座面高を確認し、最適な組み合わせを見つけましょう。

ダイニングテーブルの素材の選び方

ダイニングテーブルの素材は、見た目の印象だけでなく、使い勝手やお手入れのしやすさ、耐久性、さらには部屋全体の雰囲気にも大きく影響します。ライフスタイルや求めるデザイン、予算に合わせて最適な素材を選びましょう。ここでは、代表的な素材とその特徴をご紹介します。

天然木のダイニングテーブル


天然木は、木本来の温かみや豊かな表情が魅力の素材です。経年変化によって色合いや風合いが深まり、長く使うほど愛着が湧きます。大きく分けて、無垢材、集成材、突板の3種類があります。

無垢材のダイニングテーブル


一本の木から切り出した板を加工(繋ぎ合わせ)したものです。木本来の質感や木目を存分に楽しめ、重厚感があります。傷がついても研磨して修復できるため、長く使い続けられます。一方で、価格がやや高く、使い方やお手入れ方法などにより反りや割れが生じる可能性もあります。なお、切り出した板1枚でテーブルになっている製品を「一枚板」といいます。

集成材のダイニングテーブル


小さな木の板を接着剤でつなぎ合わせて一枚の板にしたものです。無垢材に比べて反りや割れが少なく、安定性に優れています。価格も無垢材より抑えられ、天然木の風合いを手軽に楽しめます。

突板のダイニングテーブル


合板などの芯材の表面に、天然木を薄くスライスしたシート(突板)を貼り付けたものです。天然木の美しい木目を持ちながら、軽量で価格も手頃なのが特徴です。無垢材のような修復は難しいですが、豊富なデザインから選べます。

天然木は、オイル仕上げとウレタン塗装のどちらで仕上げられているかによって、お手入れ方法や風合いが異なります。オイル仕上げは木の呼吸を妨げず、しっとりとした質感と経年変化を楽しめますが、定期的なメンテナンスが必要です。ウレタン塗装は表面をコーティングするため、水や汚れに強くお手入れが簡単ですが、木の質感はオイル仕上げに比べてやや失われます。

ガラス製のダイニングテーブル


ガラス製のダイニングテーブルは、透明感があり、空間に開放感と広がりを与えます。モダンでスタイリッシュなインテリアに馴染みやすく、圧迫感を感じさせません。

メリットとしては、光を通すため部屋が明るく感じられ、デザイン性の高さが挙げられます。また、飲み物などをこぼしてもサッと拭き取れるため、お手入れが比較的簡単です。

デメリットとしては、指紋や汚れが目立ちやすいこと、食器を置く際に音が響きやすいこと、冷たい印象を与えやすいことなどがあります。また、衝撃には強い強化ガラスが使われることが多いですが、重いものを落とすと破損するリスクもあります。

メラミン化粧板のダイニングテーブル


メラミン化粧板は、合成樹脂の一種であるメラミン樹脂を木質繊維板などの基材に貼り付けた素材です。非常に高い耐久性が特徴で、カフェやレストランなど業務用としても広く使われています。

最大のメリットは、傷や熱、水、汚れに非常に強いことです。熱い鍋を直接置いたり、飲み物をこぼしたりしてもシミになりにくく、日常のお手入れが非常に楽です。また、カラーや柄のバリエーションが豊富で、木目調や石目調など、様々なデザインが楽しめます。価格も比較的リーズナブルなものが多く、コストパフォーマンスに優れています。

デメリットとしては、天然木や大理石のような高級感や重厚感はやや劣ること、角が欠けやすい場合があることなどが挙げられます。

大理石・セラミック製のダイニングテーブル


大理石やセラミック製のダイニングテーブルは、重厚感と高級感を演出したい場合に最適な素材です。モダンで洗練された空間によく合います。

大理石のダイニングテーブル


天然大理石は、一つとして同じものがない美しい模様が魅力です。非常に硬く、耐久性がありますが、酸性の液体や油分には弱く、シミになりやすい性質があります。また、非常に重く、価格も高価です。人工大理石は、天然大理石の美しさを持ちながら、加工しやすく、耐水性や耐汚染性に優れているのが特徴です。

セラミック製のダイニングテーブル


セラミックは、陶磁器と同じように高温で焼き固められた素材です。耐熱性、耐傷性、耐水性、耐汚染性に非常に優れており、熱い鍋を直接置いたり、ナイフで表面を傷つけたりしてもほとんど影響を受けません。お手入れも簡単で、長く美しい状態を保てます。

どちらの素材も非常に重いため、搬入経路の確認が重要です。また、冷たい印象を与えることがあるため、他の家具や照明とのバランスを考慮したコーディネートが求められます。

ダイニングテーブルを選ぶ際の注意点

ダイニングテーブルは一度購入すると長く使う家具です。後悔のない選択をするために、サイズや素材以外にもいくつか注意すべき点があります。

搬入経路の確認


ダイニングテーブルはサイズが大きく、特に天板が一体型の場合は、購入後に自宅への搬入ができないというトラブルが発生する可能性があります。購入を決める前に、必ず搬入経路を詳細に確認しましょう。

確認すべきポイントは、玄関のドア、廊下の幅、階段の踊り場、エレベーターのサイズ、室内のドア枠の幅などです。メジャーを使って正確な寸法を測り、購入予定のテーブルのサイズと比較してください。特に大型のテーブルや脚が外せないデザインのものは注意が必要です。マンションの高層階にお住まいの場合は、エレベーターに載せられるか、または吊り上げ搬入が可能かどうかも事前に確認しておくと安心です。

照明との位置関係


ダイニングテーブルの配置を考える際、既存の照明器具との位置関係も非常に重要です。特にペンダントライトのような吊り下げ式の照明がある場合、テーブルの中心と照明の中心がずれていると、見た目のバランスが悪くなるだけでなく、食卓全体を均一に照らせないことがあります。

理想は、ダイニングテーブルの真上に照明がくるように配置することです。もし照明の位置を動かせない場合は、テーブルのサイズや形状を照明に合わせて選ぶか、照明器具自体を調整可能なタイプに交換することも検討しましょう。また、テーブルの高さと照明の高さのバランスも、食事の快適さに影響します。

メンテナンス性


ダイニングテーブルは毎日使うものだからこそ、メンテナンスのしやすさも重要な選定基準となります。素材によって手入れの方法や頻度が大きく異なるため、ご自身のライフスタイルに合ったものを選びましょう。

天然木


水濡れや熱に弱く、シミになりやすい性質があります。定期的なオイル塗布やワックスがけが必要な場合もありますが、使うほどに風合いが増します。なお、オイルやワックスは適正なものを使用しましょう。

ガラス


指紋や水垢が目立ちやすいですが、汚れは拭き取りやすいです。衝撃には注意が必要です。

メラミン化粧板


傷や汚れ、熱に強く、日常のお手入れが非常に簡単です。小さなお子様がいるご家庭にも適しています。

大理石・セラミック


熱や傷に強いですが、大理石は酸性の液体に弱い場合があります。セラミックは非常に耐久性が高く、手入れも比較的容易です。

購入前に、各素材の特性と推奨されるメンテナンス方法を確認し、日々の手入れに手間を感じないか、長くきれいに使い続けられるかを考慮して選びましょう。

まとめ

ダイニングテーブルは、日々の食事だけでなく、家族団らんや来客をもてなす場として、暮らしの中心となる重要な家具です。だからこそ、選び方を間違えると、使い勝手の悪さや後悔につながりかねません。

「本当にこのサイズで大丈夫?」「この素材の手入れは自分にあっているのか?」などという不安をお持ちの方は、ぜひ一度、私たち家具の大正堂までご相談ください。
大正元年の創業以来、神奈川・東京エリアで100年以上にわたり、「地域密着」の家具・インテリア専門店として、お客様の暮らしに寄り添ってまいりました。

ダイニングテーブルはご家族と集まる大切な場所だからこそ、納得の一台を選ぶためにも、ぜひお近くの店舗や商品紹介サイトをご覧ください。
 
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